ラ・ハートンヌを単独所有する金下のドメーヌ
今日は、「ドメーヌ・ロン・デパキ/Domaine Long-Depaquit」についてご紹介します。
こちらのドメーヌを一言で表すと、「ラ・ハートンヌを単独所有する金下のドメーヌ」です。
1791年創立のドメーヌ・ロン・デパキはシャブリきっての名門として知られています。
フランス革命までボンティニー修道院の所領だったブドウ畑を、デパキ神父が還俗して取得したのをきっかけに、ドメーヌがスタートしました。
そして1970年代、ボーヌのワイン商、アルベール・ビショーによって買い取られました。
シャブリに65haものブドウ畑を所有し、数多くのワイナリーの中でも最も多くのグラン・クリュを所有している生産者でもあり、希少性の高いグラン・クリュとして評価を得ている「ムトンヌ」を独占所有しているドメーヌとしても有名です。
ヴォーデジール(2.24ha)とプルーズ(0.11ha)にまたがるこの畑は、INAOで正式に認められたクリマではありませんが、ロン・デパキが商標として使用することは認められています。
また最高醸造責任者であるアラン・セルヴォ―氏は世界最大のワイン・コンクールであるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ・ロンドン)において、ワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤーに二度輝くなど、前人未到の記録を有する敏腕です。
90年代まではシャブリに樽を使うことに否定的なドメーヌのひとつでしたが、2000年代になってから一部のクリマでは樽も使用しています。
スタンダードなACシャブリから端正で品のよいワインを造るドメーヌです。
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