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生産者紹介【ビヨー・シモン/Billaud-Simon】

フェヴレの傘下となったシャブリの名門古木が表現するピュアなテロワール

今日は「ビヨー・シモン/Billaud-Simon」についてご紹介します。

こちらのドメーヌを一言で表すと、

フェヴレの傘下となったシャブリの名門古木が表現するピュアなテロワール」です。

ビヨー・シモンは、1815年、シャルル・ルイ・ノエル・ビヨーによってシャブリに設立しました。

曾孫のジャンがルネ・シモンと結婚し、数多くのブドウ畑がシモン家からもたらされ、ドメーヌ名はビヨー・シモンとなりました。

今日、自社畑の広さは17へクタール。(東京ドーム3.6個分)。

特級畑として、レ・クロ、ヴォデジール、レ・プルーズ、ブランショ、

1級畑はモンテ・ド・トネール、フルショーム、モン・ド・ミリュー、ヴァイヨンを所有しています。

その他に、プチ・シャブリ、シャブリも生産しています。

テット・ドールと名付けられた上級キュヴェは、ヴィラージュクラスの中でも、1級畑や特級畑に隣接する、優良区画から収穫されたブドウをブレンドして造られています。

 このような秀逸なブドウ畑をもつドメーヌを、2014年に傘下に納めたのがニュイ・サン・ジョルジュを本拠とするフェヴレだったのです。

シャブリにおける名家の名前はそのまま残し、優秀な若手醸造家を支配人として送り込みました。それがオリヴィエ・バイィす。 

オリヴィエは初ヴィンテージとなる15年の収穫から、シャブリで一般的な機械摘みを止め、小箱を使った手摘みに切り替えました。

醸造ではよりピュアな風味を引き出すために、オークの使用を4~10パーセントに制限しています。

さらに瓶詰めラインを導入し、これまで業者に任せていた瓶詰め作業を自分たちで行なうなど、改革を進めています。

じっくりと大切に育てたブドウ樹

また、このドメーヌで特筆すべきが【樹齢の高さ】です。

ブドウの植え替えが早いシャブリでは珍しく、樹齢50年以上の古木は、長い年月をかけてじっくりと向き合い、大切に育てられてきました。

収穫をできる限り遅め、時間をかけゆっくりとブドウを成熟させるのが、ドメーヌ・ビヨー・シモンの造りの特徴です。

キンメリッジアン土壌に深く根ざしたシャルドネの樹から、繊細さと力強さ、純粋さと複雑さ、若々しさと熟成のポテンシャルなど、

相反する特徴を兼ね備えた偉大な白ワインが生み出されるのです。

200年の歴史を誇るドメーヌ・ビヨー・シモン。ヴィンヤードからセラーまで、一切の妥協なく、高い献身性と技術力とともに、素晴らしいシャブリワインを生み出し続けています。

Wine Bar Pluribus オーナーソムリエ 大庭
銀座5丁目にある高級ワインをグラスで愉しめるワインバー。
GinzaWineBar G5の姉妹店です。ワインと合うお食事も提供しております。

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